長崎は酒蔵だらけ!?日本酒や壱岐焼酎をまとめてみた!

長崎県には25もの酒蔵があり、中でも麦焼酎が非常に有名。麦焼酎発祥の地と呼ばれ、500年の歴史を誇る。

また、壱岐だけでなく、対馬や五島列島にも酒蔵があり、酒造が盛んな九州の中でも際立って酒文化が根付いているのだ。

 

>> 長崎県酒造組合

1899年の酒税法施行以降、壱岐には55軒の焼酎の蔵元が誕生していて、その後、統廃合を繰り返し、現在では7軒が焼酎づくりに切磋琢磨しているとのことだ。

 

 

長崎・壱岐の焼酎の歴史

壱岐は非常に穀倉地が広く、古代より稲作が盛んだった。地下水も豊富であり、清酒文化が発達し、多くの農家ではどぶろくがつくられていたのだが、16世紀の室町時代から安土桃山時代にかけて大陸から蒸留技術が伝わる。

「農地」「地下水」「大陸に近い地理」があって、焼酎文化の先駆けとなった土地が壱岐だ。

 

17世紀の江戸時代には、平戸藩統治下の重税のため、島民は米をなかなか食べられず、麦を主食としており、余った麦を上流して自家製の焼酎を作っていた。それに米麹を融合させたものが、壱岐の麦焼酎の原型となる。

 

長崎は歴史的に様々な文化交流のある地で、自然にも恵まれ、酒文化が浸透していったということだ。

 

また、実はシャンパーニュのワインやスコットワンド(スコッチ)のウイスキーと並んで、WTOから地理的表示の認定を受けている。(原料や製法が同じでも、シャンパーニュ地方でなければ”シャンパン”と呼んでいけないように、壱岐で作られなければ壱岐焼酎とは呼べないよう決められている)

 

 

オススメの長崎・壱岐焼酎

「壱岐の島」「壱岐っ娘」

壱岐の酒蔵なら大きく外れはないが、特にオススメしているのが、「壱岐の蔵酒造」の作っている麦焼酎。壱岐の蔵酒造は、壱岐島内の酒造会社6事業所(篠崎酒造・長谷川酒造・吉田酒造・原田酒造・殿川酒造・石橋酒造)が統合してできた酒造。

 

「壱岐の島」は変なクセがなく、The 壱岐焼酎と言えるだろう。様々な料理に合うので食中酒として是非飲んでもらいたい。

「壱岐っ娘」は焼酎をあまり飲んだことのない人にぜひ勧めたい。長崎に旅行に来て、せっかく名物だから普段飲まないけれどちょっと飲んでみるか・・・という人はこれを飲もう。口あたり良く、これも食中酒として良い。

 

余談だが、壱岐の蔵酒造はHPも非常にしっかりしていて、壱岐焼酎の歴史やどんなカクテルにできるか、など面白いサイトになっているので是非見てみてもらいたい。海外向けに多言語対応になっており、今後も発展していく酒造ではないかと個人的ににらんでいる。

無料で酒造の見学ができるので、長崎酒蔵巡りの際はぜひ候補に入れてほしい。

>> 壱岐の蔵酒造「公式HP

 

>> 壱岐と対馬へのアクセス

>> 壱岐を満喫する

>> 対馬を満喫する

 

 

長崎の日本酒

麦焼酎のイメージが強い長崎だが、稲作文化や良質な地下水により、古代から日本酒が作られている。

 

語弊を恐れずに日本酒の味を思いっきりざっくりと大別すると、

 

 

・北陸/中部: 甘さをほぼ感じさせないドライな辛さ。

・東北/関東: 辛口が多いが、後味に辛さが残らない。水のような酒。

・近畿/中国: 後味に甘さが残るので、銘柄によって好みがわかれやすい。

 

県や酒造によっても異なるが、だいたいこんなイメージの中、長崎の日本酒は近畿/中国型。県内に日本酒の蔵元も多いので様々な味わいが楽しめるが、概して後味に甘さがあるタイプが多い。

 

 

「長崎美人」

長崎美人を作る「福田酒造」の創業は元禄元年(1688年)。平戸藩の御用酒屋として始まった歴史ある蔵元で、当時建てられた蔵は、今もなお現役で使用されている。

長崎の日本酒特有のフルーティ・甘味。とはいえ、変に甘すぎず絶妙。

>> 長崎の美味しい食べ物

西日本の酒寄りながら、東北の酒も好きな人にオススメしたい。

 

ちなみに長崎郷土料理料亭の「花月」では「長崎美人」が飲み放題。

>> 【長崎グルメ】和/中/洋の良いとこ取り!卓袱料理(しっぽくりょうり)とは?【花月】

 

 

「六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)」

>> 日本発酵菌協会「いつかの日本酒「六十餘洲」From長崎県

長崎美人に比べて甘さすっきり。

創業(1772年)以来の日本酒の造り酒屋である今里酒造が作っており、自家製の山田錦を原料としている。酒造のホームページによると、「以前、日本には60余りの国々があったことから、六十餘洲とは日本全国という意味合い」とのこと。

 

また、酒蔵では、毎年5月には『ザ・酒塾』という講座が開かれており、田植えから稲狩りとMy酒器造りまでオリジナルのお酒造りが楽しめる。

>> 今里酒造「公式HP

 

 

「長崎の酒蔵巡り」プラン

壱岐の酒蔵巡りプラン

・壱岐の蔵酒造で「壱岐の島」「壱岐っ娘」飲み比べ

・重家酒造で「ちんぐ」

 

佐世保の酒蔵巡りプラン

・今里酒造で「長崎美人」

・梅が枝酒造で「からりん」

 

上では紹介しなかったが、佐世保にある梅が枝酒造が作る「からりん」、これもオススメだ。ビジュアルも良い。

 

長崎ではなかなか本州では飲めない酒が多い。

旅行冥利に尽きる。酒屋で購入して、温泉宿で飲むのも良いだろう。

 

>> ここは極楽!?長崎県の名湯・小浜温泉に行ってみた!

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