1万人の裸が命懸けで宝木を争奪!「西大寺会陽はだか祭り」に参加してきた

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西大寺会陽(はだか祭り)とは?

西大寺会陽を知っているだろうか?

裸の男たちが西大寺の本堂に押しかけ、2本の宝木を争奪し合う奇祭だ。

見事宝木を獲得することができれば福男として1年間福を授かる。

 

福男になれるとはいえ、2月の寒空の下、冷水風呂に入れられ、裸のオッサンとおしくらまんじゅうするなんて、正直正気の沙汰じゃない。

・・・のだが、1万人以上も、この祭りに魅せられた野郎どもが集まるのだ。

アツく狂った男たちが今年も1万人いるって考えたら、世の中捨てたもんじゃないのではないだろうか?

 

 

西大寺会陽の会場到着!

着いて早々、寒さにドン引く

西大寺は、岡山駅から電車で30分ほど東へ行ったところにある。

この日の最低気温は1℃だったが、川沿いで風が冷たく、計測以上に寒さは厳しい。

 

宝木が投下される時間は夜22:00だが、1万人のライバルを出し抜くには、早めに本堂に陣取る必要がある。何時間も裸で待機する人ばかりだ。

いざ着いてみるとマジで寒い。他の裸祭りは割と昼に開催されているのだが、ストイックすぎるぜ・・・。

 

出店が数十店舗も並んでいる!

奇祭の要素ばかりフューチャーされているが、出店や花火もしっかりしており、中学生や高校生もたくさん歩いていた。

50店舗以上は出店があったのではないか?かなり充実していた。

参加者はアルコール摂取厳禁なので、イカ焼きでも食べて鋭気を養おう。

酒は祭りの後だ!!!

 

裸たちのエレクトリカルパレード

仁王門を越えるとそこは・・・

 

裸たちのエレクトリカルパレードでした。

 

ガチムチ男たちがあちこちを闊歩している。

えーっと・・・宝木投下は22:00で、現在時刻はまだ18:30なんですけど・・・。

 

 

思い切りふんどしを締めよう

もちろん今日は勝ちに来た。

既に裸になっている男衆に感化され、我々もすぐ準備をすることに。

 

恥ずかしながらふんどしを持っていなかったので、会場で買う。ふんどし¥1,000、たび¥1,000。

余談だが、会陽で使ったふんどしを、安産の腹帯として使用すれば、元気な子が産まれると言われているそうだ。

生きて帰ることができたら是非このふんどしを活かしたいところだ。

 

 

有名な団体であれば広めの個別テントを用意してもらえるようだが、一般客のテントは裸でぎゅうぎゅう詰めだ。

不思議な光景が広がっていて、一糸纏わぬ男たちが列を成し、オッサンの前に並んでいる

そう、普通は自分でふんどしを締められないので、ふんどし締めスタッフが何名か配置されているのだ。

 

みんなこのようにロール状に巻かれたふんどしを持って、

屈強なオッサンの前で全裸で並んでいる。

そして、ふんどしを締められた男たちは「うわ!痛い痛い痛い痛い!」など、締めた瞬間に大声をあげていた。

 

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!

俺は奴にふんどしを締めてもらっていたと思ったら、いつのまにか体が宙に浮いていた。な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…。

>> 引用:翔太とお母さんのすくすく計画「子供の身長を伸ばす為のストレッチ

↑ このイメージ。ふんどしを締めるフィニッシュで、股を潜らせたふんどしの紐を背負い、体が持ち上がるほど引っ張られるのだ。

 

激しい戦いの中でポロリしないように、ふんどし締めオジサンなりの思いやりのようだ。

 

海外からの参加者も多く、メジャーリーガーかと思うほど屈強なライバルたちが楽しそうにお互いの締められる様子をスマホで撮り合っていた。

海外旅行で裸祭りに参加するってすごいなあ・・・。

 

ふんどしの仕上げは、救急車で運ばれるときを考え、血液型や緊急連絡先を書いた紙を股間に詰め込む

確かに外には救急車が何車か控えていた。

 

 

裸で仁王門をくぐろう

いよいよ出陣!

 

やはり寒いので、他の団体に混ざりながら力の限り「わっしょい!!」と叫んで、通りを闊歩する。

来たよ来たよ!ハイになってきた!!!

湧き上がる高揚感人の熱気を感じられるのは祭りの良さである。

 

わっしょい!!!

わっしょい!!!わっしょい!!!

 

そして、冷水へと突っ込んでいく。そう、裸祭りに「禊(みそぎ)」はつきものだ。

>> 引用:nippon.com「祭りには日本の「生きる力」が詰まっている

 

わっしょいの 法則が 乱れる!

異様な冷たさに、皆思い思いの叫び声をあげる。

声をあげればあげるほどアドレナリンが出る。もうとにかく必死だ。

 

さあ、福男になるぞ!

この写真は20:30の光景。

宝木投下は22:00だが、1万人もライバルがいるのだから、ポジショニングは非常に大切だ。

本堂に入れず、中途半端にたむろするのだけはごめんだ!

 

 

いよいよ宝木を巡る闘いへ!

21時頃、もうすでに本堂は裸で埋まっていた。

石段と本堂の間には、腕を組んで外側に体を向けながら仁王立ちする男たちの姿が!

福男になるのは大勢で参加しているグループが多いようで、仁王立ちする彼らはグループの中で侵入を防ぐ役割なのだろうか?

 

我々は決死の攻防の末に隙をつき、石段を駆け上がり、本堂に入れるか入れないかの位置をキープすることに成功した。

 

驚くことに、全く寒くない。

男たちの熱気によって本堂はむしろ暑いのだ。本堂の中は湯気が立ちのぼっていた。

 

無理に中に入ろうとする人でもみくちゃになり、どんどん密集度が上がっていく。

手を上に挙げていないと、挟まれて腕が折れてしまうほど、密集して圧がかかってくる。

 

足は蹴られ放題&踏まれ放題、押し合いによって何度も石段から落とされる。

更には、オッサンのヒゲが擦れてきて、非常にキモ痛い。

 

 

そうした環境で何十分も押し合いをしていると、参加時は勝つ気持ちでいた心が次第に挫けてくる。

思った以上に前に進むことができず、1万人の力に対して、一人がいくら気持ちを込めて力を奮い立たせても焼け石に水。頑張っても石段から弾き出される。

 

それでも、わざわざ岡山まで来てここまでしているからには、最後まであきらめずに闘い続けたい。

わっしょい!!わっしょい!!とにかく叫んでみる。

叫んだところで、押して押されてを同じように繰り返すだけだ。それでも、その場にはいられる。

石段から落ちたときの絶望に負けたら、それ以降、宝木を掴むチャンスを逃してしまう。

負けないこと、逃げ出さないこと、投げ出さないこと、信じぬくこと。ダメになりそうなとき、それが一番大事。

 

いよいよ22:00、宝木投下

宝木投下が間近になると、男臭かった本堂に、急にお香の匂いが目立つようになる。

宝木にはお香が刷り込まれていて、非常に匂いが強いのだ。

裸たちは一際殺気立ち始める。

 

「痛いとか言ってんじゃねえ!ここでは痛いのが当たり前なんだよ!!!」

どういうわけか、急に荒ぶり始めるオッサン。

 

股間に隠していたiPhoneXで撮影を試みるも、激しい裸に呑まれてiPhoneXを失う愚か者。

 

皆様々だったが、ぼくは宝木の落ちてくる一瞬を逃さず掴み取ることに神経を研ぎ澄ませていた。

 

会場が暗くなり、二本の宝木が投下される!!!

くそ、全く見えない・・・。怒号が響き渡る。

 

続いて宝木のスモール版、枝宝木が数十本投下される。

目の前に来た!!!

何とか掴むも、相手と握力勝負で負け、巻きつけられていた何かだけが手に残った。

まあ何かを得られたからいいだろう、とりあえずふんどしに入れて保持しよう。

 

そう、ここではポーチもポケットもないので、入手したものは股間に忍ばせなければならないのだ。

こち亀の海パン刑事のごとく、急いで忍ばせるのだが、ここでまた怒号が!

「こいつ(宝木を股間に)入れてるぞ!!!」

 

やばい、宝木じゃないのに、捕まって袋叩きにされる・・・。

と思ったら別の人だったようで、すごい剣幕で人が集まり、股間のまさぐり合いが始まった!!

どんどん喧騒がエスカレートするも、誰かの「あれ、宝木なくね??」の一言で鎮静化。

暴徒たちはバツ悪そうに三々五々で散っていった。

 

最後まで粘ったが、落ちている宝木・枝宝木もなさそうだったので、戻ろうとするも、帰り道でも「(股間に宝木を)入れてんだろ!ああ!?」といったような罵り合いが飛び交い、心穏やかではなかった。

争いが収まらず、結局枝宝木を半分に割って分ける者もいた。

なんかバチ当たりそうじゃね?

 

帰って股間に忍ばせた”何か”を確認すると、

葉っぱでした。

葉っぱ一枚あればいい、生きているからハッピーだ!といった具合で、これでも十分な成果かなと。

 

 

西大寺会陽での学び

開始前の1時間、1万人の押し合いになすすべなく、耐えるだけだった。

諦めそうな中でも思ったことは、「自分の意志で挑戦したことくらい、最後まで全力で取り組まないと、人生つまらなくなってしまうのではないか」ということ。

 

人生辛いことはたくさんある。面白いことも繰り返していると飽きてしまう。

楽にイージーに生きようとすればするほど、面白いはずのものがのっぺりと、辛いことはそのまま付きまとい続けてしまう。

 

衝動的なもの感じたのなら、飛び込む。衝動的でわけのわからない場所でこそ、人間は夢中になれる。

飛び込んだのなら、最後まで動きまくる。人生に一次元的なものさしはなくて、どれだけ縦横無人に一生懸命動き回れるか。

 

自分の意志で挑戦したことくらい、全力で取り組もう。そう決意を新たにする契機になった。

 

 

岡山・西大寺フォトジェニック動画!

お祭旅模様を3分でまとめたので、是非見てほしい!

 

 

ぼくたちの岡山・西大寺会陽お祭りプラン

祭り前日(金曜日)

17:45 岡山駅着

18:30 児島駅着(高知線・南風)

18:45 鷲羽グランドホテル着

19:00 夕食&太鼓観覧&部屋飲み

>> 岡山で瀬戸内絶景を望みながら温泉と鯛料理を満喫してきた

 

祭り当日(土曜日)

10:00 鷲羽山

11:00 下津井漁港

12:00 倉敷美観地区を散策

13:00 倉敷路地市庭で買い物

14:00 香里園でカキオコを食べる

>> 倉敷美観地区を散策!「倉敷路地市庭」「カキオコ」との出会い 

 

15:00 会陽に備えて仮眠

17:00 西大寺へ出発

19:30 ふんどしに着替え

22:00 宝木投下

23:00 西大寺から岡山駅へ

>> 1万人の裸が命懸けで宝木を争奪!「西大寺会陽はだか祭り」に参加してきた

 

00:00 ”大将”にて祭りの打ち上げ

>> 岡山駅の居酒屋「魚や大将」で深夜過ぎまで地酒と瀬戸内海鮮を味わってきた

 

祭り翌日(日曜日)

11:00 岡山駅商店街~田町付近の繁華街を散策

12:00 旭川~岡山城~後楽園を散策

13:30 ”Aloalo”にてB級グルメを食す

14:30 岡山駅に戻ってお土産物色

>> 岡山城&後楽園散策後に岡山B級グルメを網羅した

 

 

西大寺会陽のアクセスとスケジュール

西大寺会陽へのアクセス

岡山駅から電車で30分程度、車だと40分程度だが、当日は渋滞するので電車がオススメ。

ぼくたちは車で渋滞に巻き込まれて1時間ほどかかった。ただ、18:30到着でも西大寺の駐車場に空きはあったので、時間がかかってもよければ車もアリだろう。

 

西大寺会陽のスケジュール

当日(平成30年であれば、2月17日)のスケジュールは、

 

15:20~ 少年はだか祭り

18:30~ 女性太鼓

19:00~ 会陽冬花火

22:00~ 宝木投下

 

そして、会陽が終わったあとも、あと祭りが2/18(日)~3/4(日)まで開催。(出店や音楽イベント、乗馬体験など)

 


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